コンテンツ

要介護にならないために

長生きのリスク= 《平均寿命 – 健康寿命》 + 経済的リスク

このままでは人生の時間の約、一割が要介護か寝たきりになってしまいます。

◆2020年厚生労働省発表 日本人の健康寿命 (健康寿命は最新のものがないため2016年の物を使用しています)

  2020年 日本人の平均寿命

2016年 日本人の健康寿命

要介護か寝たきりの期間
男性 81.41歳 72.14歳 9.27年の介護が必要
女性 87.45歳 74.79歳 12.66年の介護が必要

※健康寿命とは日常生活を自立した状態で過ごせる生活期間、介護が不要で寝たきり、閉じこもりでない状態のことを言います。

長寿遺伝子(Sir2)を目覚めさせるには 《一日一回お腹をすかせましょう》

30~40% のカロリー制限で健康寿命は延ばせることは世界の医学会で認められています

朝食をごく少量の古代食と水分だけにしてみませんか、ストレス無く、栄養は摂りながら摂取カロリーを30%以上減らすことが出来ます。1935年米国のマッケイという研究者がネズミを使い40%の食餌制限群と満腹群の寿命を比較実験したところ40%食餌制限群の平均寿命は満腹群の二倍近くも伸びていることが確認されました。その後の世界の追試で同様の結果が出ています。2003年には、米国マサチューセッツ工科大のレオナルド・ガレンテ教授により世界で初めて長寿遺伝子が発見され、栄養の吸収を促し、動物の老化防止を司る大本の遺伝子であることが解明されました。ところがこの長寿遺伝子はどのような動物でも普段はスイッチオフ状態であることが分かったのです。ではどのような状態の時にスイッチがオンになるかと言うと、動物が飢餓状態に陥った時ということが分かりました。もちろん栄養は摂りながらカロリーのみをセーブせねばなりません。単にカロリー制限だけでは栄養不足となり感染症などの抵抗力の問題が出てきます。
古代食は少量でナチュラルな栄養素が摂れます。少量であればこそ臓器を休ませることもできます。食べ物は生命体です。古代食は野生種の生命エネルギーに満ちています。古代食で消化器、解毒器を休ませながらお昼を迎えてみませんか。栄養は摂りながらも《一日一回、お腹をすかせる》ことで一日一回、飢餓状態になり長寿遺伝子が働きだします。たとえば膵臓の役割の95%は外分泌です。膵液を分泌し十二指腸に送り消化作業に振り向けられます。残りの5%の役割が内分泌でインスリンやグルカゴンなどのホルモンを分泌して糖をエネルギーに変えています。
三食しっかり食ベ、間食まで摂ると胃腸だけでなく膵臓も肝臓も腎臓も24時間働きっぱなしで疲れ果ててしまいます。疲れ果てた臓器から病気になって行きます。人は十分な休養を取ることで身体が修復します。朝食をできるだけ軽くして《一日一回お腹をすかせて》臓器を休ませてみませんか。長寿遺伝子の指令で修復もはかどり体が軽くなるのが実感できます。カルフォルニア大学のスティーブン博士の実験では高齢マウスにカロリー制限をして行くと4週間の減食で19個の遺伝子の若返りが確認されました。